『乱歩地獄』海外版BDリリース!
- 拓哉 福島
- 5月8日
- 読了時間: 1分

20年前に公開されたオムニバス『乱歩地獄』の海外版ブルーレイが発売されました。
僕はわりと早い段階からこの企画に携わらせてもらっていて、紆余曲折あり最終的には4本のオムニバス作品の背景を描く長編メイキングドキュメンタリー『クロス・ザ・レンズ』を監督しました。
『乱歩地獄』は江戸川乱歩原作による短編4本で構成され、竹内スグル監督『火星の運河』、実相寺昭雄監督『鏡地獄』、佐藤寿保監督『芋虫』、カネコアツシ監督『蟲』が収録されています。そして全編通して浅野忠信さんが主演されています。
浅野さん、4人の監督、そしてプロデューサーの宮崎大さんのロングインタビューを中心に構成した『クロス・ザ・レンズ』は、単体の作品として本編公開の翌年2006年に劇場公開されました。
振り返ると自分にとって非常に重要な作品となった『乱歩地獄』が、20年の時を経てこうして世界に広がっていくことが、とてもうれしいです。
日本版はDVDがまだどこかで入手可能だとは思いますが、『クロス・ザ・レンズ』は初回限定のセル版にしか収録されていません。
2016年に僕の特集上映を開催していただいた際に久しぶりに上映して以来、おそらく今日まで世界中のどこでも上映も配信もされていなかったと思います。
ご興味ある方は探してみてください。
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